東京団地冷蔵株式会社は、冷蔵倉庫業者を中心とした共同出資会社で、冷蔵倉庫の管理運営およびテナント(株主)への賃貸を行っている会社です。

サービス紹介

多様化する流通ニーズへの対応と万全の管理体制

~現代の多様化する「食文化」を支える低温物流~

多種多様化する食材の流通ニーズに的確に応えます

今や冷凍食品は、現代の食文化において必要不可欠の存在となりました。近年ではその形態もニーズに応じて原料から加工製品まで多種多様化しています。
また、輸入製品に於いても原材料から海外で一貫加工された加工製品に移行しつつあります。そのため、物流サービス分野でも様々な対応が求められています。
私たち東京団地冷蔵は多くの有力企業からなる輸入冷蔵貨物の一大集積地であり、食品流通の重要拠点として今後もお客様のご要望に応えてまいります。

安全設備の充実と環境対応~安心、安全~

  • 設備チェック風景

    万全なメンテナンス及び管理体制

    特高受変電設備、冷却設備管理をはじめとした施設管理のエキスパートによる万全なメンテナンス体制を構築しています。
    食品業界ではトレーサビリティーの確立や品質管理の徹底など、食の安心・安全に対する関心が非常に高まっていることから、冷蔵倉庫をお客様により快適に安心してご利用頂くため、コンピュータによる温度管理の徹底や定期的な保守点検を実施しています。そして、全ての冷凍機の制御を中央監視室にて集中管理しています。
    また、地球環境に配慮した「冷蔵貨物を完全な状態で保管できる環境創り」を目指しており、これからも設備の拡充や整備に力を傾注し、首都圏の未来に向けた物流基盤の構築に努めていきます。

  • 省エネ型自然冷媒機器

    省エネ型自然冷媒機器の導入

    脱フロン化を実現し、省エネ型自然冷媒(アンモニア・CO2)使用の省エネ型冷却設備導入しました(旧施設原単位の80%を当面の目標とし、最終的に75%を目指します)

  • 録画機能付き監視カメラ

    セキュリティシステム

    東京団地冷蔵では「カードーキー、顔認証システム、録画機能付き監視カメラ」を導入し、万全なセキュリティ対策により、入退室を徹底管理致しています。
    防災センターの365日24時間の警備体制により、安心・安全を皆さまにご提供します。

  • ハイブリッド免震システム

    地震に対する安全対策

    免震設備導入(「ハイブリッド免震システム」採用)、人命、建物、貨物の災害を防止する為に、液状化対策、免震対策を確実にし、安全の確保を保証します。また、万一に備えて事務所の基本機能を停電時に3日間維持するための保安用発電機を設置しています。

  • 外観イメージ

    その他の安全設備他の最新設備等

    大型コンテナが容易に入退場できる転回場と多くの待機場を用意、留置コンテナの盗難防止用赤外線センサー設置、等々を備えています。

その他の導入設備

  • 庫内LED照明

    LEDと人感センサー

    施設全域にLED照明を採用しており、人感センサーを組み合わせて無駄な点灯時間を削減し、大幅な電力の省エネを図っています。

  • 垂直搬送機

    垂直搬送機(パレットリフター)

    従来の貨物用エレベーターをなくし、「垂直搬送機」を導入。搬送作業の大幅な改善に繋がり、荷役作業効率も大幅に改善します。

  • コンテナ用給電設備

    留置コンテナ用の給電設備

    待機場に留置コンテナ用の給電設備を用意しました。

  • 庫内写真

    陽圧システムとFC級冷蔵庫

    最新の低温荷捌設備として陽圧システムを導入し、F級(-20℃以下)冷蔵庫以外にFC級(チルド温度帯)冷蔵庫(冷凍と冷蔵を必要に応じて切替)も一部に保有しています。

環境・社会への配慮の徹底

株式会社日本政策投資銀行からは、今回の冷蔵倉庫に対し、
国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされたビルとして、DBJ Green Building 認証を付与されています。

主な評価ポイント

  • 1免震構造の採用や保安用発電機の設置など、災害時に備えた建物スペックとなっている点
  • 2庫内と事務所の全面にLED照明を導入しているほか、自然冷媒を使った高能率冷却システムを導入するなど、省エネを図っている点
  • 3建替後の収容能力増強に伴う交通量増加に対応するため、構内出入口を分散化すると共に構内待機スペースを充分に確保するなど、周辺環境に配慮している点

恵まれた立地条件を活かし、首都圏物流の未来を拓きます

当社は、日本最大のスーパー中枢港湾である東京港に近く、
また充実する首都圏の広域幹線道路網の要衝に立地しており、その重要性は時代と共にますます高まっていくと思われます。

3環状9放射ネットワーク構想

下図のように首都圏の道路網が整備されることにより
配送車輌の分散が図れるとともに配送時間の短縮やコスト削減などの物流の効率化や都市機能の再編が期待されます。

3環状9放射ネットワーク構想